ヒトパピローマウイルス(HPV)感染症(子宮頸がん)予防接種
ヒトパピローマウイルス(HPV)は、女性の多くが“一生に一度は感染する”といわれるウイルスです。感染しても、ほとんどの人ではウイルスが自然に消えますが、子宮頸がんをはじめ、肛門がん、膣がんなどのがんや、尖圭コンジローマ等、多くの病気の発生に関わっています。特に、近年若い女性の子宮頸がん罹患が増えています。
対象者
小学校6年生から高校1年生に相当する年齢の女性(標準的な接種年齢は、中学校1年生相当年齢です。)
中学1年生相当と高校1年生相当の人には6月頃に個別案内通知を送付します。また、通知が届く前やない場合(転入した人や通知の紛失など)でも、協力医療機関にある予診票を使用して接種することができます。
接種回数及び標準的な接種スケジュール(必要な間隔)
令和8年度から、定期接種で使用できるワクチンは9価(シルガード9)のみになりました。
過去に2価(サーバリックス)や4価(ガーダシル)を接種されていた方は、9価ワクチンに切り替えて接種します。
9価(シルガード9)
接種開始が15歳未満の場合
2回
- 1回目から6カ月後(5カ月以上)に2回目を接種
接種間隔が1カ月以上5カ月未満の場合は、3回接種の対象です。(3回目は、2回目から3カ月以上の間隔を空ける必要があります)
接種開始が15歳以上の場合
3回
- 1回目から2カ月後(1カ月以上)に2回目を接種
- 1回目から6カ月後に3回目を接種(3回目は、2回目から3カ月以上の間隔を空ける必要があります)
2価または4価ワクチンから9価ワクチンへの切り替えについて
過去に2価ワクチンまたは4価ワクチンを接種された方が、9価ワクチンを接種することについて、安全性、免疫原性及び有効性は一定程度明らかになっています。
接種方法は以下のとおりです。
2価または4価ワクチンで1回接種済みの場合
2価ワクチン又は4価ワクチンの1回目の接種から2カ月の間隔をおいて9価ワクチンを1回接種し、1回目の注射から6カ月の間隔をおいて接種する。
(3回目は、2回目から3カ月以上の間隔を空ける必要があります。)
2価または4価ワクチンで2回接種済みの場合
2価ワクチン又は4価ワクチンの1回目の接種から6カ月の間隔をおいて9価ワクチンを1回接種する。
(2回目から3カ月以上の間隔を空ける必要があります。)
注意事項
予防接種には原則として保護者の同伴が必要ですが、ヒトパピローマウイルス感染症予防接種を13歳から16歳未満で接種するときは、保護者が署名した同意書及び予診票をお子さんが持参することで、保護者が同伴しない場合でも予防接種を受けることができます。同意書が必要な場合は、次のリンク先からダウンロードしてご利用ください。
なお、満16歳以上の人については、本人の同意のみで予防接種を受けることができるようになりました。
接種方法・持ち物
直接、協力医療機関にお申し込みください。協力医療機関については、「協力医療機関名簿」をご覧ください。
接種当日は、個別の通知に同封した予診票(または、協力医療機関にある予診票)に受診番号その他必要事項を記入のうえ、医療機関へ提出してください。受診番号がわからない場合は、疾病対策課予防接種班へ電話(042-769-8346)または、ページ下部にあるメールでのお問い合わせ専用フォームから確認をお願いします。(メールでのお問い合わせの場合、回答までお時間をいただく場合があります。)
あわせて母子健康手帳、筆記用具、予診票(お持ちでない場合、医療機関にあるものをご利用いただけます)、体温計(接種の前に検温します)をお持ちください。
ワクチン接種後の副反応
シルガード9(2022年10月時点の添付文書に基づく)
- 重大な副反応(頻度不明)
過敏症反応(アナフィラキシー、気管支痙攣、蕁麻疹等)、ギランバレー症候群、血小板減少性紫斑病、急性散在性脳脊髄炎(ADEM) - その他副反応
- 頻度10パーセント以上:注射部位疼痛、腫脹、紅斑
- 頻度1~10パーセント未満:発熱、そう痒感、出血、熱感、知覚消失、頭痛、感覚鈍麻、悪心
- 頻度0.1~1パーセント未満:四肢痛、下痢、腹痛
- 頻度不明:無力症、悪寒、疲労、倦怠感、内出血、血腫、硬結、失神、浮動性めまい、関節痛、筋肉痛、嘔吐、リンパ節症、蜂巣炎、口腔咽頭痛等
ヒトパピローマウイルス感染症(子宮頸がん)予防接種後の症状に関する相談等について
ワクチン接種後の急性炎症が軽快せず、痛みやしびれ等の症状が2週間以上持続している場合や、急性炎症が軽快したにもかかわらず、四肢の痛み・しびれ、精神的不安定等の症状が持続している場合は、専門医療機関の受診をお薦めします。受診の際は、これまでの検査結果や診療内容が記載されている医療機関からの紹介状(診療情報提供書)が必要になりますので、検査や診療を受けた医療機関へご相談ください。詳しくは、以下をご覧ください。
- 一般的な相談
- 感染症・予防接種相談窓口(厚生労働省)
電話:0120-995-956
受付:月曜日~金曜日 午前9時~午後5時(土・日曜日、祝日等、年末年始を除く)
- 感染症・予防接種相談窓口(厚生労働省)
- ヒトパピローマウイルス感染症の予防接種後に生じた症状の診療に係る協力医療機関(相模原市内 令和7年1月22日現在)
- 北里大学病院 麻酔科ペインクリニック・緩和ケア外来
電話:042-778-8111(代表)
- 北里大学病院 麻酔科ペインクリニック・緩和ケア外来
その他
キャッチアップ接種とその経過措置は、国の方針により令和8年3月31日をもって終了しました。
続きから接種を希望の場合は、任意接種(全額自費)となりますので、医療機関にご相談ください。
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このページに関するお問い合わせ
疾病対策課
住所:〒252-5277 中央区富士見6-1-1 ウェルネスさがみはらB館4階
電話:042-769-7201(感染症対策班)
電話:042-769-8346(予防接種班)
電話:042-769-8324(難病対策班)
ファクス:042-750-3066
疾病対策課へのメールでのお問い合わせ専用フォーム